康綺堂の本読み備忘録

読んだ本の感想や探偵小説の考察等のブログです。

大晦日ミステリで良いお年を!

色んな方からオススメのお声をいただき、
このブログを開設したのが今年の6月。
早いもので大晦日、日付が変われば
2019年。
今のところ最低月1回の記事更新と
スローペース、相変わらずミョーな内容の話を
書いておりますが、来る新年も
どうぞよろしくお願い致します。

さて、新年明けた頃の松の内ミステリといえば
横溝正史の『人形佐七捕物帳』のイメージですが
晦日ミステリといえば

久生十蘭『魔都』
有栖川有栖「除夜を歩く」
ドロシー・L・セイヤーズ『ナイン・テイラーズ』

といったところが浮かびます。
たぶん、他にもたくさんあるとは思いますが、
ここではこの3篇を挙げておきます。
年末年始にぶっ続け読書にいかがでしょうか。


それでは良いお年をお迎えください。

2018.12.31
康綺堂