康綺堂の本読み備忘録

読んだ本の感想や探偵小説の考察等のブログです。

気がつけば春目前!

なんと去年の12月からブログをすっぽかしていた!!なんてこった。12月は心身の不調、1月は職場でのクラスター対応に追われあっという間に2月。若干のバーンアウト状態を経て気づいたらバレンタインも過ぎもうすぐ3月弥生ときた。時の過ぎるのは早い。早すぎる。もう少し手加減していただきたいもんである。

 

さて、今私は2名の方からの原稿依頼に応えるべく目下取材・推敲中である。E・S・ガードナーは実はあまり数を読めておらずテーマになっている作品と合わせてメイスンものを少しずつ読み進めている。黒沼健のプロフィールも調べ直さなければ。黒沼健といえば個人的に『空の大怪獣ラドン』の原作者のイメージだが、彼は戦前期にいくつか海外ミステリを翻訳している。このあたりの話も少し入れたい。『人形佐七捕物帳』も読み返さねば。美少年・美男子を軸に読み返すことになるが、シリーズ終盤のある作品は金田一耕助シリーズの某長篇と所々の設定が共通しているような。我らが佐七親分の美男子ぶりにも注目して取材を……。締め切りはまだまだ先だが、今のうちに形をある程度作っておこう。

自分の本では今年こそ『金田一耕助の復員考』に決着をつけたいが、復員・引揚の事柄や前後の時代背景をどこまでまとめたらよいか悩んでいる。よいアイデアはないものか。うぐぐうーむ……

 

酒量と体重は増える一方だが、春を前に頭をフル回転中のこの頃である。