康綺堂の本読み備忘録

読んだ本の感想や探偵小説の考察等のブログです。

もっと「平成ミステリ」

この記事を書いているのが3月31日、明けて明日4月1日にはいよいよ平成にかわる新しい元号が発表される。

先日、Twitter上で「平成年間に発表されたミステリのベストを決める」アンケートが行われた。
私も参加したが、さて結果を見てみると、その内容の豪華なこと……この30年間、すなわち私が生れ育っていく間にこんなにも発表され続け、色んな人々に読まれていたのかと驚くやら感動するやら。

実を打ち明けると、私はあまり平成ミステリ作品を読みきれていない。(いやそれを言うと、古今東西の作品の数々も未読作品が多いのだが……)なんともお恥ずかしい限りだが、一方で「なんの、まだまだお楽しみはこれからだ」と発憤興起(?)する自分もいるのである。ランキングに入っていないが、面白い作品もまだまだあるに違いない。読む本は、たくさん、たくさんあるのだと妙に壮大な気分になってしまった。
もっと、もっと読むのだ。私が生れ育っていく間に書かれ読み継がれてきた物語を。

課題や、やらなければならないことは公私共に山積みである。多少、不安も大きいが、何とかなるかな?というお気楽さもあり……やっと満開になってきた山々の桜並木を眺めつつゴチャゴチャと考え思う今日この日である。




[追記]
……本当は横溝カルタの蘊蓄まとめ話を書くつもりだったのだが、ミョーな内容になってしまった。
次回こそは……あ、まだあのテーマに決着をつけねば、あれは?これは?………
…………本当に大丈夫だろうか……(汗)